今季こそJ3昇格 ラインメール青森が必勝祈願

神前に玉串をささげて必勝を祈願するラインメール青森の選手ら

 日本フットボールリーグ(JFL)のラインメール青森は22日、青森市の廣田神社で今季の必勝祈願を行った。榊美樹社長や柴田峡監督、選手、スタッフの計約40人が参加し、J3昇格に向けて決意を新たにした。

 JFL参入8年目の昨季は、11勝9分け8敗の勝ち点42で15チーム中5位。J3クラブとの入れ替え戦に進出できる可能性を最終節まで残したが及ばなかった。今季はこれまでに9選手が新加入。計25選手で始動する。

 神事では選手らが神前に玉串をささげ、かしわ手を打って必勝を祈願。神事後の取材に、3季目となる柴田監督は「とにかく最後の一押しが足りない2シーズンだった。今年は内容はもちろん、アグレッシブに戦っていけるシーズンにしたい」と抱負。選手を代表し、GK廣末陸は「今年こそはJリーグ昇格という目標を達成したい。熱い応援をお願いします」と語った。

 チームは23日に同市のマエダアリーナで今季の活動を開始。26日から1カ月間、高知県黒潮町でキャンプを行う。今季のリーグ初戦は3月10日に宮崎県で行うミネベアミツミ戦。4月14日の第6節・ヴィアティン三重戦がホーム開幕戦(会場未定)となる。

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