旧正月パレードが5年ぶりに復活

香港で最も大きなイベントの1つである旧正月の祭典「旧正月インターナショナル・ナイト・パレード」が、5年ぶりに旧正月初日(2月10日)に尖沙咀で盛大に開催される。このイベントは香港政府観光局が主催し、キャセイパシフィック航空が22年目の冠スポンサーを務めるもので、香港の旧正月ムードを盛り上げるとともに、旧正月の祝賀行事の幕開けとなる。「ワールド・パーティ、グレート・セレブレーション」をテーマとするこのパレードは、華やかなフロート(山車)と国際色豊かな香港内外のアーティスト達によるパフォーマンスで、今年の干支である龍のエネルギーと情熱を表現する。パレードは香港文化中心広場をスタートし、広東道、海防道、彌敦道を進み、シェラトン香港ホテル&タワーズの前でゴール。パレードが始まる前の18時からは、パレードのルートとなる広場や路上で13の地元のパフォーマンスグループ、ダンス、手品、音楽、フリースタイル・フットボールなどパレードのルート上で行い、会場の空気を温める。

今年のパレードでは、香港のナイト・パレード史上最多となる12カ国・地域から合計16組の国際色豊かな海外パフォーマーが登場。日本からは、大晦日にNHK「紅白歌合戦」にも出演した女性ダンスグループ「アバンギャルディ」、ダブルダッチグループ「ミレニアムコレクション&AutoBahn」、そして愛知県の「どまつり」から選出されたグループ「常笑」が参加する。その他、照明を駆使して魅惑的な雰囲気を作り出すスペインのライト・ダンサーズ、ドイツのユニバース・オブ・ライツや、魅力的な文化を紹介するパフォーマンスをする広西チワン族自治区芸術団とチベット・チャムド団、アメリカからプロのチアリーディングチームなどが参加する。

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