23年通年のCPI伸び率、2・1%上昇

特区政府統計処が1月22日に発表した2023年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2・4%上昇した。また、政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は1・4%で、11月の伸び率1・6%よりも低かった。基本物価上昇率が前月より下降したのは、主に食品価格の生鮮野菜の価格下落と電気費が下がったことによる。12月のCPI伸び率は項目別では、酒とたばこが前年同期比19・2%、衣類・履物が同4・0%、食品(外食含まず)が同3・6%、外食とテークアウトが同3・6%、その他サービスが同3・2%、交通費が同2・9%、住宅が同2・8%、その他商品が同2・2%、それぞれ上昇した。これに対し、水道・電気・ガスなど光熱費が同4・8%、耐久消費財が同1・0%下降した。一方、23年通年の消費者物価指数(CPI)は前年比2・1%上昇した。また、政府の一過性の措置による影響を除いたCPI伸び率(基本物価上昇率)は1・7%だった。

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