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能登半島地震を受け、防災用品の需要が改めて高まっています。愛知県内でもグッズを買い揃える動きが出ています。
岡田愛マリーキャスター:
「名古屋市内の生活雑貨を取り扱う店の防災用品のコーナーです。通常ですと欠品がないように在庫を取り揃えているのですが、見てみますと一部品薄だったり、欠品しているものもあります。」
名古屋市中村区にあるハンズ名古屋店。非常用トイレや非常食などの防災用品を常時400種類取り揃えています。しかし1月1日に発生した能登半島地震を受け、翌日の2日から防災用品を買い求める客が多く訪れ、現在は300種類ほどしか店頭に並んでいないということです。
ハンズ名古屋店山田純市さん:
「1月初めの1週間くらいは商品がほとんどない状態だった。22日の時点で、22年1月分に売り上げの約6倍になっている」
能登半島地震による家屋の倒壊やライフラインへの被害が明らかになるにつれて、防災用品の売れ筋にも変化が。
ハンズ名古屋店山田純市さん:
「すぐに売れ始めたのが緊急用のホイッスルだった。ガレキの下で助けを呼べなかったと報道で見た。それでホイッスルを買いに来て一時は全くものがない状態に。被災地では水がないので、風呂に入れないこととトイレの水が流せないということで簡易トイレと体ふきなどの商品が売れ始めた。今まで熊本や北海道の地震では、商品を買った後に現地に送るために配送の手続きをする多かったが、今回に関しては配送は少なく自宅の備えにする人が多いと感じている」
防災用品を買いに来た人は
お客さん:
「この間の震災の件で笛を吹くとよいといわれていたので、家がつぶれたとき自分の居場所を知らせるときにできるものはやっていきたいと思っている。備えたい」
担当者によりますと、このほか非常用の防寒対策ポンチョの需要も高まっているということです。現在欠品している防災用品は順次入荷予定で、29日以降には例年通りの在庫状況に戻る見通しだとと話していました。