ソシオフューチャー佐世保営業所が事業拡大 200人新規雇用へ

 長崎県佐世保市の宮島大典市長は23日の定例会見で、金融機関を中心としたBPO(業務委託)大手の「SocioFuture(ソシオフューチャー)」佐世保営業所が事業拡大に伴い、3月にオフィスを増設することを明らかにした。4年ほどかけて200人を新規雇用し、400人体制にする。
 同社は日本ATMが前身。ATMの稼働状況監視や預貯金の照会システムサービスなどを手がける。本社は東京で、国内19カ所、海外3カ所に拠点があり、佐世保営業所は2011年に開設。金融機関の顧客の本人確認業務などを担っている。
 現在の約1千平方メートルのオフィスを1500平方メートルに拡大。これまでの業務に加えてインターネットバンキングのコールセンターサービスなどを担当する。
 市によると、佐世保営業所は高校生の新規採用が進み、定着率は100%。宮島市長は会見で「障害者雇用にも積極的で、これからの採用にも大変期待したい」と話した。

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