宇都宮地方気象台は24日午前5時58分、「大雪に関する栃木県気象情報」を発表した。県北部では24日昼前から25日夕方にかけて、山地を中心に大雪となる見込み。気象台は大雪や路面の凍結による交通障害に注意、警戒し、風雪や雪崩にも注意するよう呼びかけている。
那須町内では24日午前から降雪が確認された。那須町湯本では、一面に雪が降り積もる様子も見られた。
気象台によると、日本付近の上空約5500メートルには、氷点下40度以下の今冬一番の強い寒気が流れ込んでおり、25日にかけて強い冬型の気圧配置となる。上空の寒気が予想より強まるなどした場合、警報級の大雪となる可能性もあるという。
24日午前6時から25日午前6時までに予想される24時間降雪量はいずれも多い所で北部山地40センチ、北部平地8センチ、南部山地5センチ。
25日午前6時から26日午前6時までに予想される24時間降雪量はいずれも多い所で北部山地10~20センチ、北部平地1~5センチ、南部山地1~5センチの見込み。