チョコレート色のエプロン、頭にハート…滋賀の巨大タヌキ、バレンタインへ衣替え

バレンタインデーをモチーフにした巨大タヌキ像(甲賀市信楽町)

 滋賀県甲賀市の信楽高原鉄道信楽駅前の巨大タヌキ像がバレンタインデーをモチーフにした衣装に衣替えした。観光客や通勤・通学の駅利用者の目を楽しませている。

 タヌキ像(高さ5.3メートル、胴回り6.6メートル)が身に着けたのは、チョコレート色のエプロンと、クリームをつけたヘラで、頭の笠にハートマーク7個をあしらった。地元の信楽高生のデザインで菓子を作る姿を表現している。この衣装は3年目。

 衣装は19日午前10時から信楽町観光協会の関係者が約1時間で着せ替えた。町観光協会は「関西で最も寒いといわれる地域だが、明るい衣装でお出迎えし、温かなおもてなしをしたい」と冬の信楽観光を呼びかけている。2月18日まで。

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