住宅被害4万戸超え 能登半島地震

一晩で降り積もった雪の中、倒壊した電柱や家屋の間を歩く男性=24日午前7時45分、珠洲市正院町正院

 石川県の24日午後2時までの集計によると、住宅被害が4万572戸となった。輪島、七尾、金沢、珠洲などで確認が進み、前日から1848戸増えた。

 市町別では、七尾市9480戸、珠洲市4367戸、志賀町3754戸、金沢市3475戸、中能登町2160戸など。

 死者は233人で前日から変わっていない。内訳は珠洲市99人、輪島市98人、穴水町20人、能登町8人、七尾市5人、志賀町2人、羽咋市1人。負傷者は志賀町で重傷者が1人増え、1408人となった。

 連絡が取れない安否不明者も前日と変わらず、輪島市15人、珠洲市4人の計19人。

  ●犠牲者6人を公表

 石川県は24日、能登半島地震の犠牲者6人の氏名を新たに公表した。公表された犠牲者は累計127人となった。

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