マンUレジェンド、ロイ・キーン氏が現主将フェルナンデスを批判「チームを台無しにしている」

写真:かつてクラブの主将であったキーン氏が現主将のフェルナンデスを批判した ©Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドで主将として活躍し、クラブの黄金期において大きく貢献したロイ・キーン氏が、現在の主将であるポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスを批判した。イギリスメディア『ミラー』が伝えている。

キーン氏がフェルナンデスの“キャプテンシー”を批判した。フェルナンデスが感情的すぎることや、同選手の創造的なプレースタイルがかえって「チームを台無しにしている。ともにプレーする選手たちが犠牲になっている」という。

キーン氏はフェルナンデスの主将としての適性について、こう語った。

「すべてが監督やコーチのせいである訳はない。主将としてふさわしくない振る舞いをしていても、魔法のようなプレーを披露されると許してしまいそうになる。だがチームが厳しい状況にあると、そういったことが目立ってしまう」

「そして『お前はチームを台無しにしている。俺たちはお前の犠牲になっている』となってしまうんだ。彼のキャリアを振り返れば、どのチームでもそうしてきた。それが彼の特徴だ。経験豊かな選手ではない。人というのは簡単には変わらない。ユナイテッドがもっと勝てるようになれば、彼はそういった指摘から逃れられるだろう」

2023年7月、フェルナンデスはイングランド代表DFハリー・マグワイアに替わって、マンチェスター・ユナイテッドの新たな主将に選ばれた。しかし、同クラブは今季ここまで公式戦30試合で14敗を記録しており、これは記録的な数字である。

© 株式会社SPOTV JAPAN