キャンプインまで1週間 広島カープ 知っておきたいニューフェイス 赤塚健利投手 さっそく “可動域” の課題に取り組む

「広島カープのキャンプインまで残り1週間。その前に知っておきたいニューフェイス」と題して “カープ期待の新人” を深掘りします。

山口真輝 ディレクター(1年目)
「雪が降る大野練習場(広島・廿日市市)です。キャンプインまで残り1週間となりましたが、きょうはスタジオのみなさんが知らないような情報をお伝えしたいと思います」

このオフに右ひじを手術した 大瀬良大地 や、プロ7年目を迎える 中村奨成 などがキャンプに向けて練習に取り組む大野練習場―。キャンプインまでおよそ1週間ですが、早くもブルペン入りしているのは、ドラフト3位、北海道からやってきた 滝田一希 と、大学時代、右ひじのけがにも負けずプロ入りを果たした育成指名の 杉田健 です。

滝田は、踏み出す足やタイミングを確かめながらていねいに投球フォームを確認するなどキャンプに向けて調整を続けています。

期待の即戦力がそろうことしのルーキーですが、その中で今回、注目するのが、ドラフト5位で入団した 赤塚健利 。身長195センチ、体重100キロ超えの大きな体から繰り出す150キロを超える重い球が武器の超大型ピッチャーです。

入寮から2週間以上が経った24日は、笑顔で会話をするなど、先輩ピッチャーとも打ち解けている様子がありました。

広島カープ 赤塚健利 投手
「みなさん、とても優しくて、すごくやりやすい環境でやらせていただいて、すごくうれしいです」

赤塚が、現在、課題としているのは、“体の可動域” について。シーズンを通して活躍するために体の使い方から改善に取り組みます。

赤塚健利 投手
「1年間、戦える体というのは、可動域がせまいと難しいのかなと思ったり、球をもっと速くするためには広い可動域の中で使いこなせないと、速い球というのが投げづらくなってくると思うので、改善点をどんどんつぶしていくというところで、キャンプでは1年間、どのように戦っていけるかという体づくりとか、投球フォームを意識してやっていきたいです」

大卒の新人ながら長期的な視点で練習に取り組む赤塚。ドキドキの初キャンプまで残り1週間。1日でも早くプロの感覚やスピードに慣れ、シーズンでの活躍を誓います。

赤塚健利 投手
「まずは慣れるというところからで、自分の力というのを最大限に出して、自分らしさというのを出していければな思っています」

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