海上保安庁 制圧や救難の技術競う競技会 職員が成果を競う

海上保安庁の職員らが制圧や救難の技術を競う競技会が呉市で開かれました。

競技会には広島県をはじめ愛媛県や岡山県など第六管区海上保安本部から113人が参加しました。相手を制圧する技術を競う逮捕術では実践を想定して相手と異なる武器で戦い、有効打の数などで勝敗を決めます。船の乗組員だけでなく、普段は事務作業をしている職員らも参加しており、日々の訓練の成果を発揮していました。

■巡視船くろせ 村山慧 通信士補

「海難対応のみではなく、自然災害が起きた時にも海上保安庁の組織として国民の期待もあると思うので救難技術を高めていきたい」

参加者は競技会での経験をそれぞれの職場に持ち帰り、今後の業務に生かすということです。

《2024年1月24日放送》

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