【大井・金盃】本橋「勝負根性を出してくれた」ランリョウオーが接戦を制する

1月24日、大井競馬場で行われた11R・金盃(S2・4歳上・ダ2600m)は、本橋孝太騎乗の3番人気、ランリョウオー(牡6・浦和・小久保智)が勝利した。アタマ差の2着に一番人気のセイカメテオポリス(牡6・大井・渡邉和雄)、3着にミヤギザオウ(牡5・大井・森下淳平)が入った。勝ちタイムは2:52.9(重)。

2番人気で丸野勝虎騎乗、アンタンスルフレ(せん6・浦和・小澤宏次)は、7着敗退。

1着 ランリョウオー
本橋孝太騎手
「同厩舎のマテリアルガールが逃げていたのもあって、なるべく遅くしようと思っていました。なんとか2600m持ってくれたので、ほっとしています。今日は、ランリョウオーのペースではなく我慢してもらい、こっちのペースにさせてもらいましたが、最後は踏ん張ってくれたので、感謝しかないです。(3~4コーナーの手応えは?)手応えというよりは、そこでは行かせていたので、吉原騎手と一騎打ちかなと思っていました。並ばれてから、良い時にランリョウオーが出してくれる勝負根性を今回出してくれたので、なんとかあと少し踏ん張ってくれと思って追っていました。去年は2着が多い年でしたが、今年は幸先よくスタートを切れたので、今年はやってくれると思います。もう少し寒い時期が続きますが、ぜひ来場していただいて、競走馬の格好いい姿を生で見てほしいと思います。これからも地方競馬をよろしくお願いします」

小久保師「交流とか狙っていきたい」

金盃・ランリョウオーと本橋孝太騎手 (C)東京シティ競馬

小久保智調教師
「嬉しいです。(昨年のカイルに続いて連覇したお気持ちは?)嬉しいの一言です。ここ最近、短い距離で刺激を与えたので逆に終い危うくなったのかと感じました。(最後の追い比べについて)もってくれとしか思っていませんでした。(次走の予定は)だいぶ年も重ねてきたので交流とか狙っていきたいと思います。(今年の目標は)交流も多くなってきたので交流戦ができるように頑張りたいと思います。(ファンへメッセージを)ご期待に応えられるよう精一杯頑張りますので今後もよろしくお願いします」

ランリョウオー 28戦12勝
(牡6・浦和・小久保智)
父:パイロ
母:ファビラスタイム
母父:シンボリクリスエス
馬主:糸井政三
生産者:桜井牧場

【全着順】
1着 ランリョウオー 本橋孝太
2着 セイカメテオポリス 吉原寛人
3着 ミヤギザオウ 桑村真明
4着 カイル 御神本訓史
5着 ドスハーツ 矢野貴之
6着 ヴェルテックス 笹川翼
7着 アンタンスルフレ 丸野勝虎
8着 マテリアルガール 西啓太
9着 エイシンピストン 安藤洋一
10着 コスモポポラリタ 和田譲治
11着 マンガン 町田直希
12着 トーセンブル 石崎駿
13着 ゴースト 山崎誠士
14着 カネコメノボル 藤本現暉
15着 アルサトワ 青柳正義

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