【インド】パナソニック、電池協業に向け石油公社と覚書[電機]

パナソニック・ライフソリューションズ・インドは21日、電池事業の協業に向けた覚書をインド石油公社(IOC)と結んだ。プリ石油・天然ガス相が同日、X(旧ツイッター)への投稿で明らかにした。

プリ氏によると、両社は今後、リチウムイオン電池セルの製造で協業を検討する。プリ氏は投稿で、「覚書の調印に立ち会えたことをうれしく思う。再生可能エネルギーと電動モビリティーの推進にとって、国内の電池製造エコシステムの発展は極めて重要」とコメントした。

パナソニックはグループ全体で、乾電池から車載用、産業用まで、さまざまな用途の電池事業(開発・製造・販売)を手がけている。同グループの広報担当者はNNAの取材に対し、「インドでの電池事業強化に向け、協業の可能性を検討開始する覚書を締結したことは事実。それ以外に当社として具体的に決定した事実はない」と答えた。

パナソニック・ライフソリューションズ・インドとインド石油公社(IOC)は21日、電池事業の協業に向けて覚書を結んだ(プリ石油・天然ガス相のXへの投稿より)

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