栃木県北部、25日昼前にかけて大雪見込み

那須町湯本で一面に降り積もる雪=24日午前

 宇都宮地方気象台は25日午前5時39分、「大雪に関する栃木県気象情報」を発表した。県北部では25日昼前にかけて、山地を中心に大雪となる見込み。

 那須塩原市、那須町、日光市日光、日光市藤原、日光市足尾、日光市栗山の6地域に発令中の大雪警報は継続中で、気象台は大雪や路面の凍結による交通障害に警戒し、風雪や雪崩にも注意するよう呼びかけている。

◇最新の防災情報・気象情報

 気象台によると、日本付近には上空約5500メートルに氷点下40度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込んでおり、25日は強い冬型の気圧配置が続く見込み。

 25日午前5時現在の主な地点の24時間降雪量と積雪の深さ(アメダスによる速報値)は、日光市土呂部で25センチ・36センチ、那須高原で20センチ・15センチ、奥日光中禅寺湖畔で6センチ・6センチとなっている。

 26日午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で、北部山地が40センチ、北部平地と南部山地は10センチの見込み。

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