プロ野球オリックスの紅林弘太郎選手(駿河総合高校出身)に単独インタビュー「新シーズンは打点王目指す!」

SBSテレビ「みなスポ」は、プロ野球のオリックス・バファローズ紅林弘太郎選手=藤枝市生まれ、駿河総合高校出身=に単独インタビューしました。2023年に初のベストナインに輝いた紅林選手は今シーズン、さらなる高みを目指します。

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紅林選手は2023シーズン、3年連続で規定打席に到達し、打率、安打数、出塁率でキャリアハイの活躍をみせました。

<紅林選手>
「例年に比べたらだいぶ成長できて、自信になったシーズンでした。ここ2年間はバッティングで『プロでやっていけるかなぁ』『このまま野球人生が終わっていくんだなぁ』と正直思っていて、この世界に入ったのが間違いだと思ったくらい。昨年はやっとピッチャーと対等に戦えるくらいになった。そこが一番の成長」

そんなバッティングで自信をつけるきっかけになったのが昨年5月の楽天戦。2024年からメジャーでプレーすることになった松井裕樹選手との対戦でした。

絶対的守護神からのサヨナラホームラン。シーズン序盤、その後の活躍を期待させる一打でした。

<紅林選手>
「一つのコツではないが、『こうやって打てば良い内容、結果になる』というのは少しづつつかんできた」

そして、優勝をかけプレッシャーがかかるシーズン終盤。9月、10月の月間打率は3割1分1厘。

その後のクライマックスシリーズ、日本シリーズでもその勝負強さをみせました。

特に大舞台で強い印象がある紅林選手。プレッシャーに打ち勝つ秘訣があったのでしょうか。

<紅林選手>
「僕としてはそこで活躍したらヒーローになれるし、日本シリーズは全国放送なので(笑)。僕は目立ってやろうぐらいの気持ちでやっていたのであまり緊張はしなかったですね」

そんな勝負強さを生かして、今年目指すものはー。

<紅林選手>
「打点、得点圏打率。チームを勝たせる一打が大事だと思う。チームに貢献できるのが打点だと思うので、打点王を目指し、ちゃんと3番とかクリーンアップに固定してもらえるよう信頼を勝ち取っていきたい」

さらなる成長を予感させる21歳に期待が集まります。

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