日本海側を日本海側を中心に降雪続く 交通障害やなだれに注意 週末は寒さ緩む中心に降雪続く 交通障害やなだれに注意 週末は寒さ緩む

 きょう(木)午後も、日本海側は雪の降る所が多い見込み。北陸や東北の山沿いは雪の降り方が強まる所があるため、引き続き積雪や路面凍結に伴う交通障害に注意が必要だ。積雪が多くなっている地域は、屋根からの落雪やなだれにも注意が必要となる。全国的に寒い状態が続くので、服装や体調管理にも気をつけたい。

■寒さ続く

 きょう(木)午後も日本海側は雪の降る所が多く、北陸や東北は山沿いを中心に降雪の強まる所がありそうだ。山陰や近畿北部、岐阜県は、きのう(水)の日中より雪の降り方はおさまる傾向だが、これまでの大雪で交通機関などにかなり影響が及んでいるため、引き続き状況の変化に注意が必要となる。また、北海道は北部を中心にあす26日(金)明け方にかけて、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒が必要だ。

 けさは全国のおよそ8割の地点で気温が0℃を下回り、東京都心でも-1.1℃と今季一番の冷え込みとなった。午後も全国的に気温が上がりにくく、風の強い状態が続く見込み。北陸は平地でも最高気温が3℃前後で、身に染みる寒さが続きそうだ。なお、関東甲信など太平洋側は空気が極端に乾くので、引き続き火の取り扱いに注意が必要となる。

■週末にかけての天気

 あす(金)も北陸から北の日本海側で雪の降る所が多いが、午後は雪の範囲が徐々に狭まる見通し。最低気温はけさより高めの所が多いものの、この時季らしい冷え込みとなりそうだ。日中の気温は西日本や東海、関東できょうより高くなり、寒さは多少和らぐ見込み。

 27日(土)は北陸から北の日本海側は雲が取れにくいが、太平洋側は晴れる所が多くなりそうだ。全国的に金曜日より気温が上がり、晴れる地域は日差しが暖かい見込み。28日(日)は寒気の影響で、日本海側は北陸を中心に雨や雪が降りそうだ。晴れる太平洋側もやや不安定で、東京など関東は意外と雲が多くなるかもしれない。

(気象予報士・高橋和也)

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