経営課題解決に向け会員の連携を 栃木県中小企業団体中央会などが新年賀詞交歓会

 栃木県内の中小企業の事業協同組合などで組織される団体の新年の賀詞交歓会が、24日に宇都宮市内で開かれました。

 賀詞交歓会を行ったのは、県内の事業共同組合をはじめとした464団体などで構成する栃木県中小企業団体中央会など3つの団体です。

 24日は、会員をはじめ県や経済団体の来賓など合わせて約120人が出席しました。

 栃木県中小企業団体中央会の横倉正一会長は、インボイスの対応や事業承継の問題など中小企業のさまざまな経営課題の解決に向けて「数は力となる。連携し声を束ねることで大きなうねりになっていくものと考える。各組合各団体の中での連携はもとより、他の組合や異業種との連携、そして中央会と会員様の連携など、さまざまな形でこれまで以上に関係を密にし、共同で取り組めるものは共同で推進していけたら」と会員同士の連携を呼び掛けました。

 また、横倉会長は「会員への巡回指導の徹底と窓口相談の強化を行い人材の確保や定着の支援に注力していく」と述べ、今年(2024年)の干支の昇り龍にあやかり、先行きの不透明さが漂う昨今を払拭できるよう会員の充実した支援に努めることを誓いました。

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