家康の浜松の足跡たどる 静大・小和田名誉教授が築山殿事件など講演=浜松市

徳川家康公が17年間を過ごした浜松での足跡をたどったトークショーが1月24日、浜松市で開かれました。

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このトークショーはSBS静岡新聞が主催し、会場には約700人の家康ファンが集まりました。

静岡大学の小和田哲男名誉教授を講師に迎え、「家康は浜松に何を遺したか伝承と史跡」と題して基調講演を行いました。

正室の築山殿が浜松で命を落としたとされる事件について、自害したのか、それとも家臣に殺されたのかなど、それぞれの見解を示しました。

質問コーナーでは、「家康公は晩年、浜松ではなく、なぜ静岡に住んだのか」という来場者からの質問に、「駿府は子どもの頃暮らした思い出の地だった」など、5つの理由があったと回答しました。

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