622の企業・団体が一堂に…さいたまスーパーアリーナで国内最大級の展示商談会 自社の強みを直接PR

埼玉県内外622の企業・団体が出展する彩の国ビジネスアリーナ=24日、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナ

 中小企業の受注拡大や販路開拓を促す国内最大級の展示商談会「彩の国ビジネスアリーナ2024」(埼玉県、県産業振興公社など主催)が24日、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで始まった。25日まで。

 同展には県内外から622の企業・団体が参加、計648ブースで自社製品やサービスをPRした。

 フッ素樹脂射出成形・金型設計のアイキ工業(蓮田市)の営業担当、飯塚涯さんは「昨年までコロナ禍で会場も小さかったが、久しぶりに大勢の方が来場しているので医療分野など新たな取引先を見つけたい」と期待した。

 プロ野球独立リーグ・ルートインBCリーグの埼玉武蔵ヒートベアーズ(熊谷市)は今回が初出展。松山浩隆常務は「地域密着がモットーなので子どもたちの野球教室や企業の福利厚生(草野球やゴルフ)などさまざまなニーズに合わせて対応できる」と呼びかけていた。

 今年から新たに廃棄物の発生を最小限化するサーキュラーエコノミー(循環経済)や脱炭素社会に向けたグリーントランスフォーメーション(GX)コーナーが設けられたほか、ロボットなど多様なジャンルの最新技術と製品が展示されている。入場無料。時間は午前10時から午後5時まで。

© 株式会社埼玉新聞社