西武の中村剛也内野手が25日、埼玉県所沢市内の球団施設で練習を公開し、史上8人しか達成していない通算500本塁打へ意欲を示した。残り29本。2019年を最後に30発をクリアしていないことに言及し「去年より試合数もたくさん出て、打席も多く立てるように頑張っていきたい」と静かに闘志を燃やした。
17本塁打だった昨季は4月までに7本塁打を放って月間MVPにも輝いたが、右脇腹痛による離脱などもあり、5～7月で計2本塁打。チームも失速したとあって、今季は個人の出来について「（開幕）ダッシュは別にしなくていい」と考え「ずっと一緒の感じでいきたい。好不調の波を減らしたい」とプロ23年目に臨む。
