馬場咲希はマニュアル車の免許目指し特訓 主戦場は「まだ相談中」

装いも新たにしてルーキーイヤーに臨む(撮影/石井操)

昨季のプロテストで一発合格した馬場咲希が25日、用具契約を結ぶブリヂストンスポーツのボール「TOUR B X/XS」の新作(2月発売)発表会に出席した。「リハーサルではそこまでだったけど、メディアの方が大勢でちょっと緊張します」と初々しさをにじませながら一社会人として背筋をまっすぐに伸ばし、製品をアピールした。

イベントの“仕事”は今回が初めて。昨年12月にインドネシアで開催されたレディースアジアツアー「シモーネ アジアパシフィックカップ」ですでにプロ初戦を終え、心情的にはアマチュアの頃とは「違う」と言い切る。「『自分はプロだ』というように気持ちを切り替えてきたし、プロとして活動の準備はできている」という。

ルーキーイヤーの主戦場を米下部エプソンツアーにするのか、国内下部ステップアップツアーにするのか選択を迫られている中、「数日前にエプソンツアーの今季日程が出たばかりで、チームの人とどうするかまだ相談中」と熟慮が続く。「主戦場をどこにするか分からないけど、決断に自信を持って臨めるように頑張りたい。まだ話はないけど、レギュラーツアーにもチャンスをいただければ出たい気持ちはある」と話した。

将来は「ジープのラングラーを買いたい」と話した(撮影/石井操)

ゴルフウェアもブリヂストンが展開するアパレルシリーズ「ULTICORE(アルティコア)」に変え、装いも新たに。「ブリヂストンさんには中学2年生の時からお世話になっているんですけど、一員として戦えるのはすごくうれしい」と目を輝かせた。

自動車の免許取得に向けて教習所に通っている。もともと車好きで、AT限定ではなくマニュアル車の免許に挑戦しており、「いつも父に運転してもらっている時、よく寝ちゃっていて。マニュアルだとクラッチとかギアとガチャガチャやるだろうから自分がこれから運転するとなると寝る暇はないかなって。すごく楽しいです」と笑った。(編集部・石井操)

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