V奪還へ「鼻息荒くしています」広島カープ 新井貴浩監督 6年ぶりの優勝を掲げ必勝祈願 ミーティングでキャンプ方針を確認【キャンプメンバー発表】

6年ぶりのV奪還へ。新井カープが優勝を掲げ、必勝祈願を行いました。

広島護国神社(広島市)を訪れたのは、広島カープの 松田元 オーナーをはじめ、新井貴浩 監督、コーチ陣・球団職員ら86人です。

小雪が舞う中、みんな真剣な面持ちで参拝し、新井監督が代表して玉ぐしを奉納。V奪還を誓いました。

カープは去年、5年ぶりのAクラスと躍進しましたが、主力選手の故障も相次ぎ、首位阪神の独走を許しました。今シーズンからは現役を引退した 三好匠 が、内野守備・走塁コーチに加入。カープは、10度目のリーグ優勝と、1984年以来、40年ぶりの日本一を目指します。

必勝祈願のあと、マツダスタジアムに帰った新井監督は、藤井ヘッドコーチ、1軍・2軍の各コーチとともにミーティングを開き、キャンプに参加する選手の1軍・2軍の振り分けや方針について話しあいました。

広島カープ 新井貴浩 監督
― 1軍・2軍の振り分けは?
「できれば全員、1軍でやりたいんですけれども、1軍・2軍と振り分けられていますけれども、キャンプ始まってもたくさん入れ替えをしていこうと思っていますので、ここで決まりではないですね。秋(のキャンプ)はみんな、いい動きをしてくれていたので、昨年は1軍の出場なかったですけども 中村健人 ですとか、久保(修)ですとか、そういったメンバーも1軍の方からのスタートです」

― キャンプの方針は?
「昨年と似たような感じなんですけども、わたしの中では1軍も2軍も関係ない。ましてやカープは特に選手を育ててチームを強くしていきますので、そういった意味では1軍より2軍の方が大切な場所になってくるので、しっかりと昨年同様、1軍・2軍スタッフ、コミュニケーションを取りながら一丸となってがんばっていきましょうということをお話ししました。また、わたしたちのチームに対する評価というものは厳しいものになると思うんですよね。それを考えると、今からわたしは鼻息荒くしています。『よし見とけよ!』『やっちゃるけえの』とそういう気持ちです」

また、マツダスタジアムのグッズショップ前には、新しくなった新井監督の巨大写真がお目見え。ことしも「しゃ!」とジャンプする監督の姿がたくさん見られそうです。

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1軍・2軍のキャンプメンバーです。

新井監督の会見でもありましたが、中村健人 や 久保修 が1軍からのスタートとなっています。ドラフト1位の 常廣羽也斗 投手は、大学のテスト期間で全体練習を離れていたため、あせらず、ゆっくり2軍からのスタートだということです。

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