広島県内で新型コロナの新たな変異株「JN.1」検出 患者数は10週連続で前週上回る

広島県によりますと、直近1週間の県内の新型コロナ患者数は、10週連続で前の週を上回りました。新たな変異株「JN.1」が県内でも検出されています。

今月15日から21日までの1週間に報告された新型コロナの患者数は、1医療機関当たり11.42人で10週連続で増加し、定点あたり10人を上回りました。新型コロナの患者数が定点あたり10人を上回るのは、去年9月以来です。

新型コロナには基準がありませんが、インフルエンザの場合は定点あたり10人を超えると注意報が出されます。

また、県は新型コロナの新たな変異株「JN.1」が、今月、県内で9件、全体のおよそ3割程度、検出されていることを明らかにしました。

県では感染者の増加傾向が続いていることから、感染対策を取るなど注意を呼びかけています。

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