FX投資名目で約1680万円だまし取られる 広島・東広島市

広島県東広島市の男性が、SNSで知り合った男女からFX投資名目で約1680万円をだまし取られました。

警察によると東広島市の会社員の40代の男性は、2023年10月上旬、携帯電話に表示された「FX投資」の広告をクリックしたところ、株式の勉強をうたうSNSを紹介され、男女2人と知り合いました。そして、男女2人からFX投資をもちかけられ「FX投資口座開設費」や「仮想通貨のトレード」などとして、指定された個人口座に入金。その後も男性は「決済のための追加費用」や「違約金の発生」、「出金のための指導料」などと言われ、2023年11月下旬までに合計11回、現金約1680万円をだましとられました。男性が男からダウンロードを指示されていた投資用のアプリ上では、利益が増え続けているように見せかけられていたということです。事件は、男性が詐欺被害にあったと認識し、警察に相談したことで発覚。男女2人とはメッセージのやり取りのみで、直接の面識はなかったということです。

【2024年1月25日】

© 広島テレビ放送株式会社