【インドネシア】シナールマス、バイオ医療ファンドを設立[金融]

シナールマス・ランドの投資会社リビング・ラボ・ベンチャーズは、バイオメディカル分野のスタートアップ企業向けファンド「バイオメディカル・ファンド」を設立した(シナールマス・ランド提供)

ンドネシアの不動産開発大手シナールマス・ランドは24日、同社の投資会社リビング・ラボ・ベンチャーズが、バイオメディカル分野のスタートアップ企業向けファンド「バイオメディカル・ファンド」を設立したと発表した。

同ファンドでは、国内のヘルスケアサービスの向上などを目指して、ヘルスデータの管理や遠隔医療プラットフォーム、バイオ医薬品、研究センター、バイオ技術、血液や組織などを集めて保管するバイオバンクなどを手がけるスタートアップ企業に投資する。

投資する企業の資金調達ステージは問わず、起業前や起業初期、事業が軌道に乗った後などさまざまな段階にあるスタートアップを支援する。

リビング・ラボ・ベンチャーズは、スマート・テクノロジー、デジタル・ライフ、モビリティーの3つのテクノロジー面に主な焦点を当て、これまで自動販売機事業者ジャンプスタートなどを含む計27のスタートアップを支援してきた。

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