「日本代表は優秀」逆転の首位通過で日本との対戦が決まったバーレーン、スペイン人指揮官は自信「我々には高い士気がある」

日本代表と対戦するバーレーンのピッツィ監督[写真:Getty Images]

バーレーン代表のフアン・アントニオ・ピッツィ監督が、ラウンド16で対戦する日本代表について語った。アジアサッカー連盟(AFC)公式サイトが伝えた。

25日、アジアカップ2023グループE最終節が行われた。

3位で最終節を迎えたバーレーンは、勝ち点差「1」で首位に立つヨルダン代表と対戦した。

試合は34分にアブドゥラ・ユスフ・ヘラルのゴールでバーレーンが先制。ラウンド16での対戦相手を考えることもできるヨルダンは、同点ゴールを目指して行ったが、時間の経過と共にトーンダウン。3位でも通過できる可能性を考慮したのか、ビハインドでもボール保持に努めて反撃に強く出ず、0-1でバーレーンが勝利した。

この結果、首位がバーレーン、2位が韓国代表、3位がヨルダンとなりグループ突破が決定。バーレーンが日本とラウンド16で対戦することとなった。

ピッツィ監督は試合後にヨルダン戦を振り返り、「試合は非常にポジティブであり、我々はもっと良い結果に値するはずだった」とコメント。「日本のレベルは非常に高い。彼らは高い個人スキルと、ポテンシャルを持っているが、我々は選手たちの集中力を信頼している。勝ち進めることを願っている」と日本戦について語った。

グループステージではマレーシア代表に勝利した状態で最終節を迎えたが、どの試合も大変だったとコメント。日本をリスペクトしながらも、チームはやる気に満ちているという。

「我々にとってはどの試合も難しい。グループステージは我々にとってとても困難だったが、戦い、勝利し、突破することができた」

「もちろん、日本代表は優秀で、ヨーロッパのリーグでプレーする経験豊富な選手がいるが、我々はチームに関して楽観的でもある」

「我々のチームには高い士気があり、団結力がある。我々は全てのチームを心からリスペクトしている」

改めてヨルダン戦の勝利について「勝ててとても嬉しいし、チームのパフォーマンスにもとても満足している」とコメント。「我々は計画を実行し、勝ちたかったので勝ち点3を獲得した。今は回復して次の試合について考えなければならない」と、望んだ通りの結果だとし、日本戦に向けて準備すると誓った。

© 株式会社シーソーゲーム