インドネシア国籍の男性勾留中に死亡 警察が死因の特定を進める 佐野警察署

 佐野警察署で勾留されていたインドネシア国籍の男性(26)が25日死亡しました。警察が死因の特定を進めています。

 死亡したのは、去年(2023年)10月に無免許運転の疑いで逮捕・起訴された、群馬県館林市に住むインドネシア国籍でアルバイト従業員の男性(26)です。

 男性は24日午後、佐野警察署で医師による定期健康診断を受けていて、視点が定まらず歩行が困難な状態だったことから病院に搬送されました。

 搬送された際、男性の意識はあったものの、病院で治療を受けていた25日午前3時ごろ死亡が確認されたということです。

 男性は逮捕された時から体調不良を訴えて病院に通っていましたが、医師の診察などから入院の必要はないと判断されていました。

 佐野警察署の三森義功署長は「適切な処理だったと考えているが、最大限の緊張感を持って対応していきたい」とコメントしています。

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