大谷選手のサイン入りユニホームを母校へ 奥州の企業が寄贈

水沢南中にサイン入りユニホームを寄贈する菊地秀二統括部長(中央)

 岩手県奥州市水沢のスズシン物流システム(鈴木司社長)は23日、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手のサイン入りユニホームを選手の母校である水沢南中(千田裕子校長、生徒574人)に寄贈した。

 2022年の米オールスター戦に合わせて作られ、背番号に直筆のサインが入ったグレーのユニホーム。同社の菊地秀二統括部長(44)が同校に持参した。

 生徒会長の小野寺奏さん(2年)は「南中の良いところを地域や全国に伝えていく」と感謝。野球部の吉田隼士部長(同)は「大谷選手の心構えや態度を見習い、周りから信頼される人になりたい」と決意した。

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