瀬戸内巡るロイヤルエクスプレス 東急とJRが共同運行の豪華列車

JR高松駅で開かれた豪華観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」の出発セレモニー=26日午後

 東急とJR四国は26日、期間限定で共同運行する豪華観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」の出発セレモニーを高松駅で開いた。琴平や松山、しまなみ海道など四国・瀬戸内地域を周遊する。付加価値の高い旅行を提案し、四国の魅力もPRする。

 正午ごろ、岡山を出発した車両が高松駅に到着。駅長の合図で鉄道ファンらに見送られながら愛媛方面へと向かった。

 車内は細かい寄せ木や組子といった伝統工芸、ステンドグラスで装飾。バイオリンの生演奏や地域の食材を使ったコース料理を楽しめる。列車は3月までの計6回、3泊4日で各地を巡る。ツアーは2人1室利用で96万円から。既に完売し、定員の約2倍の応募があったという。

豪華観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」の車内(東急提供)

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