茶畑剪定中、茶刈機と崖下6mに転落 1.5tの茶刈機の下敷きになり65歳男性死亡=静岡・掛川市

静岡県掛川市で1月26日、茶畑の剪定作業中に65歳の男性が茶刈機ごと崖下に転落し、茶刈機の下敷きになって死亡しました。

死亡したのは、掛川市和光2丁目に住む大工の男性(65)です。

警察によりますと、事故があったのは掛川市上西郷で、26日正午過ぎ、男性の兄から「茶刈機の下敷きになっていて脱出ができない」と消防に通報がありました。

警察や消防によりますと、男性は1人で自宅の隣にある茶畑の剪定作業中、茶刈機ごと崖下約6mに転落、下敷きとなったということです。この茶刈機は大型で、1.5tの重さがあるということです。

作業の様子を見に来た男性の母親が下敷きになっている男性を発見し、通報を受けた救急隊が現場に駆け付けた時、男性は上半身が下敷きになっている状態で、その場で死亡が確認されたということです。

警察は、事故当時の状況を調べています。掛川市は、静岡県内でも有数の茶の栽培が盛んな地域です。

© 静岡放送株式会社