犯罪捜査で用いる似顔絵の技術向上へ 広島県警が警察官を対象にした講習会

犯罪捜査で用いる似顔絵の技術を向上させようと、警察官を対象にした講習会が開かれました。

県警本部で開かれた似顔絵の講習会には、県内13の警察署から18人が参加しました。警察官役と目撃者役に分かれ、犯人を想定した顔写真をもとにした情報を聞き取りながら似顔絵を作成しました。

■警察官役と目撃者役のやりとり

「髪型はどんな感じでしたか」

「短めでつんつんな感じ」

■廿日市警察署刑事課 吉本佑香 巡査部長

「絵がうまい下手ではなく似顔絵の描き方があるというのがわかったので、それを身につけて所属でも伝えて描ける人が増えるようにしたい」

県内で2023年、捜査のなかで似顔絵を作成したのは86件で、そのうち22件が検挙につながったということです。

(2024年1月26日放送)

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