リヴァプール、クロップ監督が今季限りで退任することを発表

写真:リヴァプールのクロップ監督が今季限りでリヴァプールを去る ©Getty Images

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督が、今シーズン限りで同クラブを去る意向を明かした。リヴァプール公式サイトが伝えている。

クロップ監督は2015年10月にリヴァプールの監督に就任し、2019-20シーズンにプレミアリーグを優勝、2021-22シーズンにはFAカップとカラバオ・カップの2冠を達成するなど、これまでリヴァプールで数多くのタイトルを獲得してきた。

クロップ監督は今回の決断についてこう語った。

「多くの人がこのニュースを聞いて衝撃を受けることは理解している。このクラブのこと、この街のこと、サポーターのこと、チームのこと、そしてスタッフのこと。すべてを愛している。それでもこの決断を下したのは、私がこの決断を下すべきときだと確信したからだ」

「今はまったく問題ない。でも、エネルギーが尽きかけているんだ。もちろん、いつかは発表しなければならないことは、もっと前からわかっていたことだ。でも、何度も何度もこの仕事をすることはできない」

「クラブにはすでに11月に伝えた。一緒に座って、獲得する選手の候補、次のサマーキャンプのこと、何ができるかということを話しているときに、『私はもうここにはいないかもしれない 』という考えが浮かんできて、自分でも驚いたよ」

「昨シーズンは難しいシーズンだった。他のクラブだったら『今までありがとう。さようなら』でもここではそうはならなかった。私にとっては、このチームを再び軌道に乗せることがとても重要だった。そのことばかり考えていた。それがかなり早い段階で実現した。大きな可能性を秘めた本当にいいチームであり、スーパーな年齢層、スーパーな選手たち、そのことに気づいたとき、私は再び自分のことを考え始め、それが今回の決断につながった」

「我々は“リバプール”だ。それを強みにしよう。それは本当にクールなことだ。残りのシーズン、すべてを出し切って、将来振り返ったときに、笑って思い返せる思い出をまた1つ増やそう」

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