『デッドプール3』撮影終了に涙…主演ライアン「風、雨、ストライキ」との闘いを報告

俳優ライアン・レイノルズ(47)が、映画『デッドプール3』の撮影が終了したことを報告した。ウェイド・ウィルソン/デッドプール役を演じたライアンは、血と汗と涙がしみ込んだキャラクターのスーツの写真をインスタグラムに投稿。「風、雨、ストライキ」と闘いながら撮影を続けたキャストや製作陣に感謝の気持ちを伝えると同時にウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンをネタにジョークも飛ばしている。

「このスーツは血を隠している。汗もね。でも『デッドプール』の撮影が終わった今日は、そのほとんどが涙だ」「ショーン・レヴィの確固たるリーダーシップのもと、風、雨、ストライキ、そしてヒュー・ジャックマンと闘ったキャストやクルーに巨大にそして永遠に感謝する」とキャプションが綴られた。

「ナイト ミュージアム」シリーズなどで知られるショーン・レヴィ監督による新作の脚本も共同執筆したライアンは、「最も親しい友人たちと映画を作ることができた。そんなことは滅多にないよ。(全米公開日の)7月26日に会おう」と続けている。

レヴィ監督は以前、トータル・フィルム誌のインタビューで、『デッドプール3』を視覚効果用のグリーンスクリーンに頼らず、実際のロケーションで撮影することにこだわっていることを明かしている。同作が今回初めてマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)内に設定されているものの、デッドプールとウルヴァリンのルーツである「フォックス時代のマーベル」を忘れたわけではないと語っていた。

『デッドプール3』の撮影は、他の多くの映画と同様、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキにより中断を余儀なくされていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社