第96回選抜高校野球大会(3月18日開幕・甲子園球場)の出場32校を決める選考委員会は26日、大阪市内であり、九州地区の一般選考(4枠)で明豊が選ばれた。明豊の出場は準優勝に輝いた第93回大会(2021年)以来6回目で、大分県勢の選出は21世紀枠を含めて6年連続。
明豊は選考の重要資料となる昨秋の九州地区大会で準優勝した。強打を軸にした総合力の高さが光り、選出が有力視されていた。
この他、能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県から、明治神宮大会を制した星稜、輪島市にある日本航空石川の2校が出場。2連覇が懸かる山梨学院や2年ぶりの優勝を狙う大阪桐蔭なども選ばれた。
戦力以外の特色を加味する21世紀枠は、春夏を通じて初出場の別海(北海道)と76年ぶり3度目の田辺(和歌山)を選出した。
選抜大会は第1回大会から100年を迎える。組み合わせ抽選会は3月8日にある。