15人に吐き気や嘔吐、下痢などの症状 松山市の焼鳥店でノロウイルス食中毒

松山市保健所は、27日、愛媛県松山市千舟町の「串焼ビストロBUAISOU」でノロウイルスによる食中毒が発生したと発表しました。

保健所によりますと、今月22日、市民から「20日夜に同店で食事をしたあと、翌日から嘔吐などの症状がある人が複数いる」と連絡がありました。

調査したところ、当日、この店で会食をした11グループ34人のうち7グループ15人に吐き気や嘔吐、下痢などの症状が確認されたということです。

保健所では、患者に共通する食事が、20日夜に「串焼ビストロBUAISOU」で提供されたメニューしかないことや、患者からノロウイルスが検出されたことなどから、この店の食事が原因の食中毒と断定し、今月27日からこの店を3日間の営業停止処分にしました。

なお、食中毒を発症した15人に入院した人はおらず、全員おおむね回復しているということです。

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