電光石火弾守り抜いたセルティックがリーグ5連勝! 古橋亨梧は先発フル出場【スコティッシュ・プレミアシップ】

[写真:Getty Images]

セルティックは27日、セルティック・パークで行われたスコティッシュ・プレミアシップ第23節でロス・カウンティと対戦し、1-0で勝利した。

リーグ4連勝で首位を快走するセルティックは、直近のスコティッシュカップ初戦もFW古橋亨梧のゴールなど5-0の圧勝。好調を維持して下位に沈むロス・カウンティとのホームゲームに臨んだ。

この試合では古橋がスタメン入り、代表戦で不在のFW前田大然、MF旗手怜央に加え、負傷中のDF岩田智輝、DF小林友希はベンチ外となった。

試合はホームのセルティックが電光石火のゴールを奪う。開始1分、左サイドのベルナルドの縦への突破から波状攻撃を仕掛けると、最後はペナルティアーク付近でこぼれに反応したアリスター・ジョンストンのシュートが相手DFにディフレクトして大きくコースが変わると、ボールが右隅に吸い込まれた。

幸先よく先制に成功したフープスは、早くも前に出てきたアウェイチームの攻撃を受け止めつつ、カウンター、遅攻を織り交ぜた攻撃で追加点を目指していく。古橋は得意のラインブレイクやクロスへの飛び込みで自らフィニッシュを狙いつつ、ボックス付近でのダイレクトプレーで味方のシュートシーンを演出する。

前半半ば過ぎにはボックス内でうまく相手のファウルを誘ったマクレガーがPKを獲得。だが、キッカーのパルマは蹴り直しを含めた2度のシュートをいずれも相手GKに完璧に読み切られて痛恨の失敗となった。

これによって少し流れが悪くなると、クロスバー直撃の際どいヘディングシュートであわや同点という場面を作られる。前半終盤には再び攻勢を強めたが、前半のうちに追加点を奪うことはできなかった。

後半も立ち上がりから攻勢を仕掛けていくセルティックは、53分に古橋がシュートに持ち込むが、これはGKのセーブに遭う。

この序盤の時間帯にゴールを挙げられなかったセルティックは安定した守備でチャンスを作らせないが、攻撃では最後の精度を欠いて2点目が遠い。これを受け、ロジャーズ監督は前線を中心にメンバーを入れ替えて変化を加えていくが、これも攻撃を活性化させる一手とはならず。

それでも、最後まで集中した試合運びでリードを守り切ったセルティックは格下相手にきっちり勝利を収めてリーグ5連勝を達成した。

セルティック 1-0 ロス・カウンティ
【セルティック】
アリスター・ジョンストン(1分)

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