ブンデスリーガ第19節のレバークーゼンvsボルシアMGが27日に行われ、0-0の引き分けに終わった。ボルシアMGのFW福田師王は79分からプレー、DF板倉滉は代表招集中のため欠場となった。
代表戦で板倉が不在の12位ボルシアMG(勝ち点20)が、今季無敗を続ける首位レバークーゼン(勝ち点48)のホームに乗り込んだ一戦。ボルシアMGは今冬にトップ昇格した福田が初のベンチ入りとなった。
試合は立ち上がりから絶好調のホームチームが押し込む展開に持ち込む。すると5分、ボックス右から侵入したアミリが右足一閃。強烈なシュートがゴールを脅かしたが、これはGKモリッツが弾き出した。
主導権を握るレバークーゼンは23分にも、相手ボックス内でのボール奪取から決定機を迎えたが、シックの折り返しから放たれたヴィルツのシュートはGKモリッツの好セーブに阻まれた。
ハーフタイムにかけてもレバークーゼンが攻勢を続けるが、自陣で集中した守りを見せるボルシアMG守備陣を攻略することができず、前半はゴールレスで終了した。
迎えた後半も主導権を握るレバークーゼンは、60分にホフマンのパスでボックス左深くまで抜け出したグリマルドの折り返しからフリンポンにチャンスが訪れたが、タイミングが合わずシュートを打てなかった。
劣勢の時間が続くボルシアMGは、79分にノイハウス、コネ、ジョーダンを下げてブンデスデビューとなる福田、エングム、クラマーを投入する3枚替えを敢行。
終盤にかけてもレバークーゼンが猛攻を仕掛けたが、最後まで集中した守りでシャットアウトしたボルシアMGが、首位から価値ある勝ち点1を獲得した。