ワッツ一度もリード許さず/静岡に雪辱

【青森ワッツ-ベルテックス静岡】第4クオーター、青森ワッツの池田が3点シュートを決め、72-62と突き放す=マエダアリーナ

 プロバスケットボールBリーグ2部(B2)東地区4位の青森ワッツは第18節第2日の28日、青森市のマエダアリーナで西地区4位のベルテックス静岡と対戦。一度もリードを許さず、93-81で快勝した。ワッツの今季通算成績は18勝16敗で、東地区の順位は4位のまま。

 序盤から素早いトランジション(攻守の切り替え)を見せたワッツは相手守備陣の隙を突く速攻で得点を量産。さらに徹底した守りでペイントエリアへの侵入を許さず、44-32と余裕を持って試合を折り返した。

 第3クオーター(Q)はリードを一時21点差にまで広げたが、相手に6本の3点シュートを決められるなど猛追を許した。最終第4Q、PG池田が3点シュートとスチールからのレイアップシュートで連続得点すると再び勢いを増したワッツ。PFアウダらのシュートや相手のファウルから得たフリースローで突き放し、前日の雪辱を果たした。ワッツは外国籍選手3人と池田、PG常田の計5人が2桁得点を挙げた。

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