フュルクルクのハットトリックで浅野不在のボーフムに快勝のドルトムントが3連勝!【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

ブンデスリーガ第19節のドルトムントvsボーフムが28日に行われ、3-1でホームのドルトムントが勝利した。ボーフムの浅野拓磨は代表招集中のため欠場となった。

後半戦初戦となったケルン戦をで快勝で飾り、リーグ戦連勝となった5位ドルトムント(勝ち点33)は、その試合からスタメンを2人変更。ブラントとGKコベルに代えてムココとGKマイヤーをスタメンで起用。2トップにムココとフュルクルクを据えた[4-4-2]の布陣で試合に臨んだ。

一方、後半戦初戦のシュツットガルト戦を勝利し、新年初勝利を飾った14位ボーフム(勝ち点20)は、浅野が欠場となった前線はベロ、ブロシンスキ、アントウィ=アジェイを並べた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。

試合は開始早々にドルトムントにチャンスが訪れる。
3分、敵陣でオルテツのクリアミスに反応したマレンがボックス内まで侵入すると、飛び出したGKに倒されてPKを獲得。このPKをフュルクルクが冷静にゴール左隅に沈めた。

先制したドルトムントは、16分にもムココのラストパスをボックス左で受けたマートセンがニアサイドに強烈なシュートを放ったが、これははGKリエマンのセーブに防がれた。

前半半ば以降は膠着状態が続いたが、ドルトムントは前半終了間際に失点する。45分、左サイドを突破したオスターヘッジにクロスを上げられると、対応しようとしたシュロッターベックが痛恨のオウンゴールを献上。前半は1-1で終了した。

迎えた後半は一進一退の展開が続いたが、ドルトムントは60分にチャンス。6の浮かせたパスに反応したフュルクルクが頭で落としたボールをペナルティアーク内で受けたムココが反転しながら左足でゴールを狙ったが、シュートはGKリエマンの好セーブに阻まれた。

追加点が遠いドルトムントは、66分にムココを下げてレイナ、71分にマレンを下げてバイノー=ギテンスを投入。すると72分、ボックス右から侵入したバイノー=ギテンスのパスでボックス右深くまで抜け出したザビッツァーのクロスをフュルクルクがヘディングシュートで流し込んだ。

勝ち越したドルトムントは89分にも、バイノー=ギテンスがボックス内でガンボアに倒されてPKを獲得すると、フュルクルクがこの日2本目のPKを沈め、ハットトリックを達成。

結局、試合はそのまま3-1でタイムアップ。フュルクルクのハットトリックでボーフムに快勝したドルトムントがリーグ戦3連勝を飾った。

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