高岡工芸高野球部は28日、能登半島地震による液状化の被害が大きかった高岡市伏木地区で、ボランティア活動に汗を流した。
1、2年生の16人が伏木錦町を訪れ、要願寺周辺の側溝にたまった泥をスコップでかき出したり、泥を袋に入れて運んだりした。
被災した部員はいるが、チームとして通常の部活動ができるようになったことから、地元の一日も早い復旧を願い、市社会福祉協議会が募集するボランティアに登録した。
主将の柳澤空翔さん(17)は「自分たちは地域の支えがあって野球ができている。その恩返しとして一生懸命取り組んだ」と話した。