PSGが2点のリードを守れず、好調ブレストとの上位対決はドローに終わる…【リーグ・アン】

[写真:Getty Images]

パリ・サンジェルマン(PSG)は28日、リーグ・アン第19節でブレストと対戦し2-2の引き分けに終わった。

先週末に行われたクープ・ドゥ・フランスでフランス全国選手権(フランス3部)のオルレアンに快勝した首位PSG(勝ち点43)は、コロ・ムアニ、ムバッペ、バルコラを3トップに据えた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。

公式戦6連勝中の3位ブレスト(勝ち点34)に対し、立ち上がりから攻勢に出るPSGは9分、コロ・ムアニのパスをボックス左で受けたムバッペがカットインから右足を振り抜いたが、これはGKビゾットのセーブに阻まれた。

その後もPSGがポゼッションで上回る展開で推移するも、なかなかシュートに持ち込むには至らない。それでも38分、ヴィティーニャのサイドチェンジを左サイドで受けたバルコラのループパスを供給すると、ボックス左に抜け出したアセンシオが左足ボレーでゴールに流し込んだ。

先制したPSGは前半終了間際に追加点を奪う。45分、バルコラのパスでボックス左から侵入したアセンシオがシュート。これはGKビゾットに弾かれたが、こぼれ球をゴール前に詰めたコロ・ムアニが押し込んだ。

2点のリードで後半を迎えたPSGは、立ち上がりの55分に失点する。ボックス右横まで駆け上がったララのダイレクトクロスをボックス内で受けたデル・カスティージョが縦への仕掛けからラストパス。最後はカマラのシュートがダニーロにディフレクトしゴール右隅に吸い込まれた。

さらにPSGは80分にも、ボックス左深くから侵入したサトリアーノの折り返しをニアに走り込んだマティアス・ペレイラが絶妙なヒールシュートでゴールに流し込まれ、試合を振り出しに戻された。

その後、PSGは89分にゴンサロ・ラモスを投入。しかし、最後まで勝ち越すことはできず。好調同士の上位対決は痛み分けのドローに終わった。

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