能登半島地震の被災地へ支援の輪 京都・舞鶴赤れんがパークでチャリティー演奏会

能登半島地震の被災地を支援するチャリティーイベントで演奏を披露する立道さん(左)ら=京都府舞鶴市北吸

 能登半島地震の被災地を支援するチャリティーイベント「わたしのまちからあなたのまちへ」が28日、京都府舞鶴市北吸の舞鶴赤れんがパークであった。義援金を募るコンサートや飲食・物品販売などがあり、被災地への支援の輪を広げた。

 地元の琴演奏グループ「箏(こと)アンサンブル斗為巾」を主宰する立道明美さんが発起人となり、同パークを運営する「ウッディーハウス」が催した。

 同パーク2号棟では斗為巾の8人が入場料が義援金となるコンサートを展開。息の合った繊細な演奏に加えて、優しい音色のテナーサックスとの共演が観客を魅了した。

 4号棟ではダンスやフリースタイルフットボールなどが披露され、来場者はステージ周辺に設置された募金箱に義援金を投入した。収益の一部が義援金となる、菓子やコーヒー、Tシャツなどの販売もあった。立道さんは「今後もチャリティーを続けていきたい」と話している。

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