B1長崎ヴェルカが5連敗… 三遠に68-103 今季チーム最多失点

【長崎ヴェルカ-三遠】第2クオーター、シュートを決めるヴェルカの馬場=県立総合体育館(©B.LEAGUE)

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)第19節最終日は28日、長崎市の県立総合体育館などで11試合が行われ、長崎ヴェルカは中地区首位の三遠に68-103で完敗した。今季チーム最多失点。昨年12月の第14節から5連敗後、1勝挟んで再び5連敗と苦しい状況が続く。通算14勝19敗で西地区6位は変わらず。
 ヴェルカは第1クオーター、馬場やボンズを軸に13-9と先行したが、そこから13失点で一気に試合をひっくり返された。17-22で入った第2クオーターも九つのターンオーバーを記録するなどリズムに乗り切れず苦戦。29点を失って前半を33-51で折り返した。
 後半もリーグ最多得点を誇る三遠の勢いを止められずに点差を広げられた。パワーで上回る外国人選手に許した点数は計52点。3点シュートも三遠は7本成功の大浦を中心に41本中14本を決めたのに対し、ヴェルカは27本中5本にとどまった。
 11連勝に伸ばした三遠は東地区首位のA東京とともに通算29勝4敗と快走している。西地区は琉球、島根を追う3位名古屋Dが20勝に到達。広島が佐賀に並ぶ18勝目を挙げ、ヴェルカ、大阪、京都と続く。
 第20節は31日、各地で12試合を実施。ヴェルカはアウェーで広島と対戦する。

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