「こういう試合は好き」退任発表後初の試合で快勝、クロップ監督が選手を称える「最高のパフォーマンスを見せた」「何も文句を言うことはない」

チームのパフォーマンスを称えるクロップ監督[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、退任発表後初となった試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

28日、FAカップ4回戦でリバプールはホームのノリッジ・シティを迎えた。

クロップ監督が今シーズン限りで退任することを電撃的に発表した中、最初の公式戦として行われたノリッジ戦。試合は、前半から点の取り合いとなるも、2-1で折り返すことに成功する。

すると、後半は攻撃陣が躍動。2ゴールを奪ってリードを広げると、1点を返されるもアディショナルタイムに追加点を奪い、5-2で快勝を収めた。

チームには少なからず動揺が走り、ホームゲームということもあって異様な空気も漂った中でしっかりと勝利。クロップ監督は、チームのパフォーマンスを称え、素晴らしい出来だったと振り返った。

「最高だ。関係者全員が最高のパフォーマンスを見せた。とても良いし、こういう試合は好きだ。難しい試合であり、明らかにカウンターを狙ってくる相手とのプレーだったが、全く問題なかった」

「[4-5-1]でくることにはあらゆる面で慣れる必要がある。もう少し目的を持ち、方向性を持ってパスを出せたかもしれないが、それは難しい」

「1、2本のサイドチェンジを試してみることは良かったが、風が強くて上手くいかなかったため、それ以上はやめた。あまり意味がないからだ」

「とにかく我々は2ゴール、素晴らしい2ゴールを決めた。セットプレーで失点もしたが、あの場面ではもっと上手くやれたはずだ」

「後半、我々のように支配であり続け、いくつかの場所を改善すれば、より多くのチャンスが生まれることは明らかだった」

「ジオゴ・ジョタの3点目?素晴らしいハーフボレーで、求めていたものだった。ディフェンダーにとっては守ることが難しいボールだったと思うが、我々はそこから得点した。そして、またノリッジを絶叫させて我々は試合を終わらせることができた。全てが良かった」

「選手たちを復帰させ、出場時間を与えることができ、とても助かった。5つのゴールのうち、4つに絡んだことは素晴らしことだ。だから、何も文句を言うことはない」

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