バルセロナ会長がチャビ監督の決断尊重 「彼は正直な人間で威厳をもって振る舞う。そしてバルサを愛している」

バルセロナ会長がチャビ監督退任を語る。[写真:Getty Images]

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が今季限りでの退任を表明したチャビ・エルナンデス監督に言及した。

2021年11月に古巣バルセロナに指揮官として帰還して、今季で3季目のチャビ監督。スーペル・コパに続いて、コパ・デル・レイもタイトル逸が決まったなか、27日にホームで行われたラ・リーガ第22節のビジャレアル戦も3-5で落とすと、試合後の会見でシーズン終了後の退任意向を明らかにした。

クラブによると、28日午前中の練習場に姿を現したラポルタ会長はクラブメディアでチャビ監督の退任決定までの経緯を振り返り、今季終了までの指揮を含め、レジェンドが下した決断を尊重する姿勢を示した。

「チャビが今季限りで退団すると伝えてきた。今季を最後まで指揮したいとの提案はチャビからで、それを受け入れたんだ。彼はバルサのレジェンドだからね。彼は正直な人間であり、威厳をもって振る舞う。そして、バルサを愛している」

また、残るシーズンにも「チャンピオンズリーグで勝つために全力を尽くさないといけない。次はナポリ戦で、一歩ずつ前進している。そして、献身的に、個性的に、集中力を切らさず、監督が私の知る限りの全力を尽くし、選手も完全にコミットすれば、シーズンの終わりに我々が掲げるいくつかの目標を達成できるとはずだ」と話した。

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