広島市の市道で29日午前、タクシーと歩行者が衝突する事故があり、横断歩道を渡っていた80代の男性が重体です。
警察によりますと、29日午前10時ごろ、広島市安佐北区亀山南5丁目の市道の交差点で、タクシーが歩行者をはねました。
この事故で、横断歩道を渡っていた男性(89)が、広島市内の病院に運ばれましたが、意識不明の重体だということです。
警察は、タクシーを運転していた広島市安佐南区の男性(84)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。(30日に釈放)。男性は「歩行者をはねたことに間違いない」と供述しているということです。
タクシーに同乗者はなく、他にけが人はいませんでした。
現場は片側1車線で、横断歩道があり、信号機のない交差点だということで、警察が事故の原因を調べています。