チャビ監督の後任候補にドイツ人指揮官も浮上? 2021年にも狙っていた過去

チャビ監督の後任に浮上しているフリック監督[写真:Getty Images]

電撃的に退任を発表したチャビ・エルナンデス監督。バルセロナの後任監督候補には多くの名前が上がっている中、ドイツ人指揮官もその1人だという。

クラブOBであり、チームの立て直しを期待された中、今シーズンは苦戦。上位に入るものの、首位のジローナとは勝ち点差が「11」も離れている状況だ。

今シーズン中は指揮を執るが、クラブは後任を探す動きを見せていることに。すでに数名の名前が挙がっており、クラブOBでもあるボローニャのチアゴ・モッタ監督(41)、パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督(53)、ポルトのセルジオ・コンセイソン監督(49)らが浮上している。

そんな中、ドイツ『ビルト』によると、元ドイツ代表のハンジ・フリック監督(58)も候補に挙がっているとのことだ。

バルセロナは2021年の段階ですでにフリック監督の招へいに興味を持っていたが、ドイツ代表を率いていたこともあり実らず。そこで就任したのがチャビ監督だった。

しかし、ドイツ代表を率いてはカタール・ワールドカップ(W杯)で惨敗に終わり、その後も結果が出ず。2023年9月に解任されていたが、その後はフリーの状態が続いている。

なお、バルセロナだけでなく、リバプールでもユルゲン・クロップ監督が電撃的に退任を発表。2つのビッグクラブが指揮官不在となる中で、競合する候補もいる状況。玉突き人事も起こり得るだけに、どういう結末になるか注目だ。

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