「骨折するほどの力で振り下ろして危険性は相当高い」傷害致死罪のとび職の男に懲役7年 角材のようなもので頭殴り男性死なす=静岡地裁沼津支部 

2023年3月、静岡県御殿場市の資材置き場で男性の頭を殴るなどの暴行を加え、死亡させた罪に問われていた男に静岡地裁沼津支部は懲役7年の判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、静岡県小山町のとび職の男(27)です。判決によりますと、被告の男は2023年3月、御殿場市の資材置き場で、当時30歳の男性の頭を角材のようなもので殴り、死亡させました。被告の男は事件当時、殺人の疑いで逮捕されていましたが、傷害致死の罪に切り替えて起訴されていました。

1月29日に開かれた判決公判で、野澤晃一裁判長は「2キロほどの重量があったとみられる角材のようなものを男性の頭蓋骨が骨折するほどの力で振り下ろしていて、危険性は相当高い」などとして、懲役9年の求刑に対し、懲役7年の実刑判決を言い渡しました。

© 静岡放送株式会社