マンチェスター・ユナイテッド新CEOがクラブの成功の鍵を語る「効果的な体制を構築できれば…」

写真:マンチェスター・ユナイテッドはオマール・ベラダ氏を新CEOに任命した

マンチェスター・ユナイテッドは、マンチェスター・シティのフットボール部門の運営最高責任者を務めていたオマール・ベラダ氏を新たに最高経営責任者に任命した。そのベラダ氏は、マンチェスター・ユナイテッドに正しい構造を導入することが成功の鍵になると明かした。イギリス『Sky Sports』が伝えている。

イギリス人実業家のジム・ラトクリフ卿が経営するINEOS社が、マンチェスター・ユナイテッドの株式の25パーセントを購入し、フットボール部門の主導権を握ることになった。マンチェスター・ユナイテッドはベラダ氏の新CEO就任を「タイトルを獲得してきたクラブとしての再建を意味するものになる」と発表している。

マンチェスター・シティで10年以上過ごしたベラダ氏は「マンチェスター・シティでの成功は運ではなく意図的なものだった。ピッチ外で効果的な体制を構築できれば、ピッチ上での成功は必ず起こる」と語り、次のように語った。

「我々の仕事は体制を構築し、状況が変わった時でも一貫性を保ち、下降サイクルを可能な限り短くすることだ」

「クラブの商業的成長は、ピッチ上の成功によって裏付けられる。そして本当に優れたビジネス戦略があれば、ピッチ外の成長を加速させることができる」

クラブOBのギャリー・ネビル氏は、ベラダ氏が新CEOに就任したことで「正しい軌道に乗った」と評価し、「マンチェスター・ユナイテッドはより健全な判断を下し、正しい方向に進んでいるように見える。それはポジティブなことだ」とコメントしている。

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