ファン・ダイクがクロップ退任後の将来について言及「クラブが大きな仕事を抱えていることはよく知られている」

写真:ファン・ダイクとリヴァプールの現行契約は2025年夏まで結ばれている

リヴァプールのキャプテンを務めるオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクがユルゲン・クロップ監督退任後の将来について言及した。イギリス『Daily Mail』が伝えている。

1月26日にクロップ監督が今シーズン終了後に同クラブを退任する意向を明かした。クロップ監督が退任することにより、アシスタントコーチのぺパイン・ラインダース氏に加えて、ピーター・クラウィッツ氏、ヴィトール・マトス氏らコーチ陣もクラブから離れる予定だという。また、スポーツディレクターを務めるヨルグ・シュマトケ氏は今冬の移籍市場の終了をもって退団することが発表されている。

コーチら首脳陣の他に、モハメド・サラー、トレント・アレクサンダー=アーノルド、ファン・ダイクの中心3選手は、2025年夏に現行契約が満了する予定で、契約延長か否か今後の去就に関心が集まっている。

リヴァプールとの契約期間が残り18カ月であることを質問されたファン・ダイクは「クラブが大きな仕事を抱えていることはよく知られている」と語り以下のように続けた。

「監督だけでなく、スタッフ全員に置き換えると、変化することがたくさんある。どのような方向に進むか非常に興味があるが、それについてはあまり言えない。クロップの時代は終わりを迎えるだろうが、私はまだ時代の一部だ」

「だから将来について話すのは好きではない。シーズンの終わり頃にはわかるだろうが、我々全員が夢見るような成功を収めることを願っている。おそらくその頃には、クラブが将来に何を望んでいるかもっと明確になるだろう」

続けてファン・ダイクは、クロップの辞任発表後にチームのメンタリティーが変わっていないことを明かした。

「シーズンの終わりと新シーズンでは状況は変わるだろうが、我々は同じことを続けなければならない。言うは易く行うは難しだが、他の選手も同じように考えていると感じており、それを維持するのが私の仕事だ」

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